【安価】魔族だらけの異世界転生
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144:名無しNIPPER[saga]
2020/02/26(水) 22:59:57.08 ID:3iUE4dPvO
ユーリ「この三人が並んでるのを見てると、グレインちゃんとジドレイさんたちが旅をしてるのが不思議に思います」

ジドレイ「あん?」

ユーリ「いや、ねぇ…?」

ジドレイとグウァインは、叔父貴と呼ばれていることから関係は想像がつく。種族も近縁だから、親戚なのだろう。

じゃあ、インプであるグレインとの接点は何なのだ。血縁者ってことはないはずだが…。

彼女が二人に気を許しているのは、会話や態度を見れば一目瞭然だ。それだけ長い間、共に旅をしてきたのだろう。

迫害されしインプ族のグレインと、獣人族のグウァイン、ジドレイが旅を続ける理由、旅を始めたきっかけとは、いったい何だ?

グウァイン「先程インプ族が迫害を受ける種族と聞いたなら、疑問に思うのは無理ないか」

グウァイン「嘗て、私とジドレイはグレインの故郷『アルク=ソル』という村に、ある依頼を受けて訪れたことがある」

ユーリ「ある依頼?」

グウァイン「度重なる野盗の襲撃から、村を護るよう頼まれてね。その時の依頼人こそが、彼女グレインだ」

グレイン「当時は私も弱かったから、外部の人に頼るしかなかったんだ…」

ジドレイ「んで、叔父貴と俺で野盗を潰して、お暇しようとしたんだが。こいつに捕まった」

グウァイン「彼女は自身の力を鍛えるために。私は見聞を広げるために。それぞれ理由があってパーティを組んだ。それだけさ」

ジドレイ「ガキは趣味じゃねぇが、女っ気が無いと旅もつまらなくなるからなぁ。こいつがいる限り、退屈はしねぇよ」

グウァイン「猪突猛進するのは、考えものだがね」

グレイン「うぐ…」

ユーリ「仲が良いんですね。大人と子供だから、もう少し淡白なものだと」

グウァイン「苦楽を共にし、幾つも死線を潜れば、信頼も生まれるさ。君もすぐに解るはずだ」

そう言うグウァインの表情は、どこか哀愁を感じさせた。


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