【安価】魔族だらけの異世界転生
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54:名無しNIPPER[saga]
2020/02/06(木) 23:36:06.15 ID:o8dBv/SMO
メリエ「この香が切れる頃には、瘴気に耐えられる身体になってるはずです」

布を引っこ抜かれると、新鮮な空気が肺へと流れ込んできた。口の中がイガイガするが、まだ我慢出来る範囲だ。

メリエ「えぇと。どこから説明したものか…。冒険者さんが、川を流れてた貴方を拾ってきたんです」

悠里「ごめんなさい、もう意味が分かりません」

イリス「他の奴が偶然貴様を見つけた。だからギルドに搬送して処置をした。以上だ」

イリス「数年に一度、空間の歪みに捕まった異界の住人が魔界にやって来るのだ。逆も然りで、異界に飛ばされることもある。普通の人間であれば、魔界の瘴気に冒されて即死するが…」

イリス「貴様は運が良い。昏睡状態に陥って、呼吸がほぼ停止していたから瘴気をそこまで吸わずに済んだ。神に感謝するといい」

メリエ「人間界に戻るには、その歪みを利用する他ないですが。いつどこに出現し、どこに繋がっているか。予測は不可能なので厳しいでしょう…」

悠里「つまり、俺はここで生きてけと…?」

イリス「うむ。不慮の事故ではあるが、一命は取り留めたのだ。有効活用するべきだと、私は思う」

メリエ「冒険者として働けば、お金はがっぽがっぽ儲かりますよ」

ユーリ「…それしか道がないなら、そうするしかない、か。俺は…ユーリと言います。よろしくお願いします」

イリス「ユーリ、か。相分かった。私はそろそろお暇させてもらう。後のことは任せたぞ」

メリエ「はい、魔王様」

イリス「………」

不機嫌そうに、魔王様は退室した。


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