60:名無しNIPPER[saga]
2020/02/11(火) 00:52:43.25 ID:1rBQC5cv0
聞きたいこと、と言われても。まだ魔界入りして数分?数時間しか経っていないのだ。
何が解らないのかが分からない、そんな状態。だから、訊くべきことは緊急を要することだ。
ユーリ「瘴気とやらの対策って、何かあるんですか?」
メリエ「現状では、身体を慣らす他ありませんね…。私たち魔族は瘴気に遺伝子レベルで順応しているので、既に耐性因子を保有していますが」
メリエ「人間界で瘴気がある場所など殆ど無いはずですから、無理矢理順応させるしかありません」
メリエ「とりあえずは、このお香が切れるまでこの部屋にいてください。それで瘴気への耐性が付くでしょう」
メリエ「外出した時に、暫くは不快感や息苦しさを感じるとは思いますが、死ぬことはまずありません」
ユーリ「人間を瘴気に慣らせるためのお香…なんで、そんなものがここに?」
数年に一度事故で来るかどうか、の人間相手に、態々保管するメリットはあるのか。そこが気になる。
メリエ「昔、人間界、天界、魔界を行き来出来るようにポータルを設置する計画があったそうです。根本的に無理があったようで、二年ほどで計画は頓挫しましたが」
メリエ「計画が果たされれば、人間の流入が起こります。それを見据えて用意したらしいですが…ね?」
ユーリ「…つまり、世界各地にお香の在庫が大量にある、と」
メリエ「その通りです。…あ、ポータルというのは大型の転移クリスタルで、設置した場所同士で瞬間移動が可能になるんです」
F○のやつまんまですね。
メリエ「ポータルの稼働には魔力(マナ)の集合体であるエレメントが必須なので、相応の代金を支払う必要があります」
ユーリ「具体的にお幾ら万円です?」
メリエ「円…って単位はよく分かりませんが、最寄りのポータル設置拠点である緋桜郷で一万エメラです」
メリエ「一般市民の月給の一割程度ですね。交通機関を使えば1000エメラもあれば行けるでしょう」
ユーリ「時間を短縮するか、移動費を減らすか、で決めるわけですね」
メリエ「そうなります」
どれだけ時間を要するかによるけど、ちょっとぼったくりすぎやしませんかね…?飛行機や新幹線よりはマシなんだろうけど。
179Res/87.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20