44: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/02/14(金) 20:21:08.84 ID:VEAIvzGwO
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「……しずく?」
お兄ちゃんが帰ってきたのは、夜の11時過ぎだった。こんなに遅いなんて、珍しい。
私は涙を拭いて立ち上がる。……大丈夫だ。頭はすっきりしている。
お兄ちゃんの前では、しっかりもので穏やかで、そしてエッチな妹を演じないと。
私は急いで部屋の電気を付ける。
「お、お兄ちゃん。おかえり。遅かったね」
「うん。……ちょっとね。しずくこそ、どうしたの?さっきまで、電気ついてなかったけど」
「ごめん。……ちょっと昼寝してたら、夜になっちゃった」
ハハハ、とお兄ちゃんが笑った。服は少し汚れている。
「まったく、しずくもバカだなあ。ご飯はもう食べたの?」
「ううん、まだ。でもすぐできるよ」
早速コナン君のお土産が役に立ちそうだ。まさか、ここまで見越していたなんてことは……ないよね。
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その夜、私はいつも通りにお兄ちゃんに抱かれた。いつも以上に思い切り甘えて。
お兄ちゃんは不思議がってたけど、どこか嬉しそうだった。
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