お兄ちゃん、一緒にバカになろ?
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76: ◆Try7rHwMFw[saga]
2020/02/17(月) 10:00:44.05 ID:z07HhFwhO
誤字があったので訂正
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「これでいい。しばらくしたら、彼の目は覚めるだろう。君にも、感覚の鋭敏化から始まり意識の混濁、そして痴呆の症状が徐々に表れるはずだ」
藤原警視は、すっと立ち上がった。
「僕はここを去るよ。お兄さんが目覚めたら、厄介だからね。
……あ、それと。もし覚えていたらでいいんだが、お店の小さな常連が『すまなかった』と言っていたと伝えてくれ」
「……え」
「『テーザーガン』で撃たれる直前、彼は明らかに動きを止めた。君が近くにいたからだろう。
彼は、本当に君を愛していたのだろうな。僕はそれに乗じたまでだ」
彼が踵を返した。
「もう会うこともないだろう。……さようなら、『しずくお姉ちゃん』」
その後ろ姿は、とても小さく見えた。
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