【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】
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906: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/04/04(土) 19:14:42.15 ID:tGsVRfb3O





「──正気ですか、王女よ!」
「何故、今になって戦争を止めるのです。この戦争がどれほど国にとって利益をもたらすか、考え及ばなかった訳ではあるまい!」

「臆病風にでも吹かれたのか!彼の王ならば、必ずや征服するまで戦ったであろうに!」
「我々は、貴女の父親に顔向け出来ない……!」


(……また、か)


大声を挙げて、誰かを批難する老人達。程近い位置にいる貴方には目もくれない
誰かの記憶を覗いている。貴方はただの観客、エキストラにすら及ばない部外者だ
故に、貴方が何をしても気づかれる事はない。それが例え、紛糾の場だとしても……

数多くの老人に囲まれ、批難される女性。その姿は、昨晩見た時よりも遥かに成長していた
そして、その目に湛える光りも、また強く

「何をどう言われようと、私は意思をねじ曲げるつもりは無い。直ちに戦争は終わらせろ」
「そして、彼等にこう伝えろ。“我々は寛大なる処置によって、譲歩しよう”と」

「ふざけるな!それは奴等の信仰を受け入れろと言っているに等しい!」
「そもそも、その様な事をすれば我が国の戦果が減ってしまう!国が衰退するぞ!」
「何故、我が国があの様な異端宗教なんぞに屈せねばならない……!」



「…………下らない。その様な事で無駄にして」
「古臭く、カビの生えた信仰等、さっさと捨てておけばいいものを」

見下す様に吐き捨てる。そこで、一度視界が途切れた






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