【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」
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145: ◆VewnKbCuMWTD[saga]
2020/03/08(日) 15:42:12.35 ID:XPpr4pE2O
男は手のひらから欲情の矢を放つが、奈月はそれをすんでのところで回避していく。


矢の男(なんで、こいつ本当に見えてやがるのか!? だとしても、こんな簡単にかわせるはずが……!)

奈月(どこに向けてどのタイミングで放たれるのかさえ分かれば、回避は難しくない!)


男の放つ異能の矢は風の抵抗も受けず、男が望んだ場所にまっすぐ飛んでいく。

その正確さが仇となっていた。


矢の男「このッ! お前ら何してる! 俺を守れェ!」

取り巻き「は、はい!」


女たちが身を挺して男の盾となる。

躊躇なく女たちを犠牲にしようとする男の身勝手さに、奈月は苛立ちを露にした。


奈月「どこまでクズなの! あなたたち、そんな男の言いなりになんてなる必要ないよ!」

取り巻き「ご主人様を悪く言わないで! 私たちはご主人様を愛し――」

奈月「目ぇ覚ませ!!」

取り巻き「ゴフッ!?」

矢の男「なにぃ!?」

矢の男(こいつ、容赦なく女たちを殴って……!? 正義の味方気取りのバカじゃなかったのか!?)

奈月「大丈夫、加減はしてる。本気でぶっ飛ばすのはあんただけだ!」

矢の男「ひぃぃ!?」


情けない声を上げた男は、腕で顔を庇い後ずさった。

奈月は、そんな男を逃がすまいとたるんだ腹に正拳突きを放った。


矢の男「ぐえぇ!?」

奈月(くっ、重っ……!)


後ろに転がっていった男は、腹を抑えてうずくまっていた。

運動不足のだらしない身体とはいえ、ただ重いというそのシンプルな要素が奈月にとっては十分に厄介だった。

しかし、今一番の問題はそこではない。


矢の男「ぐ、ぐぅぅ……グフ、グフフ! 掠ったな、今、掠ったろ!!」

奈月「はぁ、はぁ……」


男との距離が近づくほど危険が増すなどということは、奈月も当然理解していた。

リスクを承知で懐に飛び込み、その結果ダメージを与えることができたが、男が苦し紛れに放った矢が奈月の肩を掠めてしまった。

その効果は、第六感により既に分かってはいた。

鼓動が早くなり、肌が火照ってくる。

奈月は、倒れたまま煽るような笑みを浮かべている醜男への嫌悪感が薄れていくのを感じていた。


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 男の魅了を振り切り止めを刺す
奇数 動きが鈍くなり男に捕まってしまう
ゾロ目 どんどん男のことが好きになり、男の言うことに逆らえなくなってしまう


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