【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」
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224: ◆VewnKbCuMWTD[saga]
2020/03/14(土) 09:27:51.85 ID:0cLQLFxWO
撮影スタジオが入ったビルが見える場所に車を停め、奈月は様子を伺っていた。

いろいろな業者が行き来しているが、アイドルたちの仕事場でもあるためかセキュリティはそこそこしっかりしているようだった。

場合によってはリスクを承知で内部に潜入する必要もあるだろうが、ひとまずは外から観察することにする。

アイドルっぽい少女たちが入っていくところはあまり見かけない。

おそらく、時折地下駐車場に入っていくワゴン車にでも乗っているのだろう。


奈月(ビビッとくる感じの人はいないな……やっぱり中に入るしかないのかな)


どうやって潜り込もうかと思案しているとき、突如、悪寒が奈月の背筋を凍らせた。


奈月(な、あ、あれって……!)


ソレは、一見するとどこにでもいそうな普通の人間にしか見えなかった。

容姿だけではない。その纏う気配も、限りなく人間に近い。

だが、奈月の第六感は、その内側に抑え込まれている邪悪な気配を見抜くことができた。

それは人の心の闇に巣食い、清き心を澱ませる悪の化身。

さまざまな異形を見てきたが、人類の敵として明確に悪を司る存在はそう多くはない。


奈月(悪魔!? なんでこんなところに……!?)


もしや、今回の真相にあの悪魔が絡んでいるというのか。悪魔の等級によっては奈月一人の手に負える事件ではなくなる。

悪魔は向かいからきた同僚らしき相手に軽く会釈をしていた。

邪悪な異形が、あまりにも自然に人間社会に溶け込んでいる。

それは恐怖を覚えるに十分すぎる光景だったはずだが、しかし奈月は意外と自分が冷静であることに気付いた。


奈月(なんだろう……あの悪魔からはあまり悪意を感じない……そんなことがあるの? 悪魔なのに?)


自分で自分の感覚に疑問を抱く奈月。

しかし、所詮は年端もいかぬ少女である自身の理性よりは、全てを見抜く直感の方が信頼できる。

奈月はそうやって生き抜いてきた。


奈月「……」


奈月は意を決し、その悪魔に接触してみることにした。


接待先で働く悪魔はどんなやつ? 容姿・性格・異能等(事件との直接的な関与はなし) ↓1〜3コンマ最大


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