【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」
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23: ◆VewnKbCuMWTD[sage]
2020/03/01(日) 17:46:44.92 ID:EBuyJ5JcO
奈月「すみませーん、街頭アンケートにご協力いただけますかー?」
女子高生「え?」
ニコニコと営業スマイルを浮かべながら、奈月は標的の少女に声をかけた。
度の入っていない黒ぶち眼鏡をかけ、髪型のアレンジも変えている。メイクの雰囲気も変えて、普段よりもやや軽い印象を与えるものにしている。
女はメイクとオシャレ次第で人相が変わる。こういうときに便利だ。
戸惑う少女を無視し、あらかじめシミュレートしていた台詞を何度も口にしている風に話す。
奈月「イマドキ女子高生の恋愛模様をちぇーっく! って感じなんですけど、彼氏とかいます?」
女子高生「は? いや、今急いでるんで……」
奈月「ちょっとお話聞くだけですって、お時間とらせませんから! あなたすっごく可愛いし、やっぱり彼氏ぐらいいるよね? 年上? 年下? 同い年?」
女子高生「ちょっと、本当にやめてください……!」
奈月「あーすみません、ありがとうございましたー」
足早にその場を去っていく少女を見ながら、奈月は小さく息を吐いた。
あまりしつこく話しかけると、今度は周りの通行人に注目されてしまう。日常の一風景として、すぐに忘れ去られてしまうぐらいがいい。
一分にも満たない標的との接触は、傍から見れば明らかな失敗に終わった。標的に対し無駄な警戒心を与えたにも関わらずなんの情報も引き出せていない。
しかし、奈月は普通ではない。奈月には、異能とも呼べるほどの驚異的な第六感がある。
彼氏というワードを出すことで、少女の頭の中には関連するイメージが否応なしに浮かび上がる。それだけで、奈月はそれを感じ取ることができた。
奈月の収穫は? ↓1コンマ一桁
1〜3 理事長と売春をしていること、何らかの異能により魅了させられていることまで確信した
4〜7 理事長と性行為をしていることまでは分かった
8〜0 彼氏である男性教師よりも強く理事長の姿を思い浮かべていたことだけは分かった
ゾロ目 大した情報を得られなかったうえ、魅了の力を第六感で感じたことで僅かに魅了がかかってしまった
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