【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」
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95: ◆VewnKbCuMWTD[saga]
2020/03/07(土) 09:45:59.41 ID:K2iMrYfFO
奈月「はぁ、はぁ……いやぁ、のどかですなぁ」


額の汗をぬぐいながら、奈月はぽつりと呟いた。

ローカル線の駅を降りた後バスにのって一時間半。その終点からさらに徒歩で30分以上。

あぜ道の脇に広がる田畑と四方を取り囲む大きな山を見渡しながら、奈月はリュックを背負いなおす。

鳥や蛙の鳴く声が響く。都会の喧騒で生きてきた奈月には新鮮に感じられた。


奈月「ゆっくりと羽を伸ばしてリフレッシュしたくなるところだけど、今回は仕事で来たんだよねぇ」


今回の依頼主は、この過疎集落出身だという少年だった。

家の都合で去年ごろ奈月の住む都会に引っ越してきたらしいが、依頼内容はこの村にいるはずの彼の親友についてだった。

その親友は、この村に古くから伝わる儀式に参加したのち、彼の前に姿を現さなくなったのだという。


奈月(村の儀式かぁ……骨が折れそうな仕事だなぁ)


こういった閉鎖的な集落では余所者には排他的であることが多い。

そもそも特に観光名所もないこの村に奈月が訪れる理由探しにすら苦労するほどだが、奈月の場合は直感があるためそこは大きな問題にはならない。

問題なのは、少年の親友が行方不明になった理由の方だ。

村の儀式で行方不明と聞くと、安直なのは生贄を欲する土地神などだろうが、強力な神や妖怪の類だと奈月一人ではどうすることもできない。

とはいえ、カルト集団による猟奇的犯行だったとしてもそれはそれで手に負えないのだが。

いざ逃げ出そうにも足もない。いつも以上に慎重に行動しなければならない。


奈月(とはいえ、依頼を受けたからにはプロとして仕事をまっとうしないとね)


目を赤くしながら、なけなしのお年玉を差し出してきた少年の姿を思い起して、奈月は気合いを入れなおした。


今回の仕事は…… コンマ↓1〜3
1.いつも通り奈月一人で来た
2.危険を伴うため刑事も一緒に来てもらった
3.その他助っ人と一緒に来た(どんな人物かも)



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