[咲-Saki-][安価]京太郎「世界に男が」咲「京ちゃん一人? その1」[R18]
1- 20
10:風見猫 ◆3vs82J3Ikc[saga]
2020/03/03(火) 21:08:31.08 ID:+LbZtQZa0
「しない」

ばっさりであった。かつて『嫁さん違います』発言をされて心を折られた仕返しではないが、いまさら咲の誘惑とやらに興味がわかなかったのもある。

「もうちょっと胸に脂肪をつけてから出直してくるんだな、何年先になるかはわからんが」

「ふふふ、今京ちゃん死亡フラグを立てたよ?」

にっこりと、しかしまったく目が笑ってない笑顔で咲は京太郎をのぞき込む。その中には深淵のような暗黒があった。
麻雀をやってもいないのに魔王オーラを敏感に感じ取った京太郎はステップをするように後ずさりし、それでも軽口をたたくのはやめない。

「脂肪だけに、か? 志望するだけなら自由だぞ、牛乳を飲みまくっておなかを壊したお前じゃ叶わないだろうが」

「言葉遊びしないの! もうバカ京ちゃん、知らない!」

ぷんすこと怒ってつーんと顔を背けてまた単行本に戻る咲をよそに京太郎は時間軸まで戻ったことで今後のことを考え直す必要があった。

果たして前のように咲を麻雀部に連れていくのか、それともそれとはまったく別の道を歩むのか。
男が一人しかいないというこの世界ではインターハイに男子部門などあるはずもない。自分は選手として扱ってもらえるのか、それすら不明である。

もしかしたら特別扱いされるかもしれない。そうしたらほかの仲間たちの目は変わっているのかどうか……それは長くを過ごした咲相手には感じない恐怖でもあった。
咲はいつもの距離感であっても許してくれると根拠のない感覚があったし、実際京太郎の想像に近い反応だった。

それが実際には京太郎の勘違いであっても。

(お父さんも亡くなったし、私このままどうやって生きていけばいいんだろう……)

京太郎は男がいなくなったという事実をもっと深く考えるべきだった。宮永咲の片親であり一緒にいた宮永界がすでにいなければ咲の立場がどう変わるのかということを。

そして京太郎が麻雀部をどうしようか考えながら帰宅した郵便受けに、京太郎にまた新たな道先が開かれる。

「なんだこれ? 『男子編入先優遇制度のお知らせ』?」

それは端的に言えば受験関係なしにすべての生活費を政府が持った上で全国の好きな学校に編入することができるという認可証だった。

京太郎の中で全国で見た少女たちの姿が想起される。

あの高校の名前を書けばそこに行くことができるかもしれない。それは京太郎の心を悩ませるには十分な動機だった。

悩んだ末、京太郎が書類にサインした高校名は……



(なお京太郎が清澄以外を選ぶと咲ちゃんの目標に『京ちゃんを取った高校をぶっ潰す』が自動追加され清澄麻雀部入りします)
・選択安価、直下より全国の好きな咲キャラ学校名
先着2票で決定


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
128Res/55.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice