121: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/04/10(金) 19:46:45.91 ID:rHVFKgym0
朝。インターホンが鳴ると、妻がいそいそと玄関へ走った。
やがて、彼女に連れられて1組の夫婦と、1人の少女がリビングにやって来た。
「おじさん、こんにちは!」
「やあ、こんにちは。大きくなったね、明香ちゃん」
白いブラウスに黒の吊りスカートと、幼いながらにおめかしした少女が、元気に挨拶した。赤みがかった髪をショートに切った彼女は、姫野明香。家政婦の娘だ。
「どうも、いつも妻がお世話になってます」
おずおずと頭を下げたのは、彼女の父親だ。何でも、家政婦行きつけのスーパーの幹部だったようで、どちらかがどちらかに一目惚れしたらしい。まだ40前後で髪を黒く染めているところを見るに、明香の赤毛は彼からの遺伝なのかも知れない。
「こちらこそ。…明香ちゃん、少し遅くなったけど、誕生日おめでとう。これはおじさんとおばさんからのプレゼントだ」
「ありがとうございます!」
白い紙袋を笑顔で受け取る。
「良かったわね、ちゃんと大切にするのよ」
「うん!」
会話する母娘を見ながら、妻が私に囁いた。
「ふふ、お母さんが一番嬉しそうね」
「ああ。仲が良いんだな」
応えながら、私は密かに、公園で寂しく遊ぶ黒髪の少女を思い起こしていた。
…
「ごちそうさまでした!」
「ごちそうさま」
家政婦が前日に用意した料理や、こちらで取り寄せたものなど、盛りだくさんの昼食を終えて、一息つく。久し振りに妻が淹れた紅茶を味わいながら、私は密かに明香の方を覗いた。
9歳と聞いているが、発育が良いのか小学校高学年くらいの体格はありそうだ。何より、ブラウスの胸の膨らみは、ジュニアブラの厚みだけではなさそうだ。適度に灼けた肌は、それでも滑らかで、肉付きはしっかりしているが四肢はすらりとして、しなやかだ。
「…!」
目が合った。すると彼女は、不意に悪戯な笑みを浮かべた。
「おじさん、エッチー!」
「っ!?」
「こらっ! 何てこと言うの」
すかさず母親が一喝。
「ごめんなさい、覚えたての言葉をすぐ言いたがるんです」
「ああ、いや…」
ぎょっとしながらも、気にしない素振りで応える。そう言えば、彼女はマセていると、昨日聞いたばかりだった。
……つまり?
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