218: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/04/14(火) 16:18:32.11 ID:d6sCZoyo0
その日、仕事から帰ると、家に見慣れない小さな靴が増えていた。
「ただいま」
「あっ、おじさんおかえりなさーい!」
走ってきたのは、家政婦の娘、明香だった。
「おや、いらっしゃい。どうしたんだい」
「ママが、あの娘と遊んであげてって。一緒に車に乗せてもらったの」
そう言うと明香は、ふと振り返って廊下の奥を見た。
すると奥から、朱音がおずおずと歩いてきた。
「…お、おかえり、なさい」
「ああ、ただいま」
靴を脱ぎ、家に上がる。
「一緒の学校だったかな」
「うん。うちが3年生で、朱音ちゃんが5年生」
「そうか。朱音がお姉さんなんだな。…仲良くしてあげてくれ」
「うん!」
2階へ駆け上がっていく2人の少女。そう言えば、子供部屋の家具は息子がいた時のままだ。玩具だけでなく、色々と買い揃える必要があるだろう。
台所からは、料理の匂いが漂ってくる。もうすぐ夕食だろう。明香は、夕食までは家にいるのだろうか…
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
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