358: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/04/20(月) 20:51:28.26 ID:lyDDXW7U0
日もまだ昇り切らない早朝。1階に降りてきた妻は、食卓に座って珈琲を飲んでいる私を認めると、驚いて声をかけてきた。
「あら、今日はお早いんですね」
「おはよう。…ちょっと寝汗をかいてね。シャワーを浴びたんだ」
部分的に嘘だ。服を濡らしたのは、寝汗ではなく精液だ。流石に、妻や朱音に見つかるとマズいので、そっとベッドを抜け出し、シャワーで下半身を洗って着替えたのだ。汚れた下着は念入りに水で流し、洗濯機に直接放り込んでおいた。
「もう朝食になさいますか…」
「おはようございます…」
そこへ、朱音が降りてきた。
「朱音も起きたか。おはよう。…」
顔を上げる。寝起きの眠そうな彼女と目が合った瞬間、奇妙な胸のざわめきを覚えた。
私は、目を逸らして珈琲に口を付けた。
「今、パンを焼きますね。…」
妻が台所へ向かう。
食パンの焼ける匂いの中で、私は休日をどう過ごすか、黙って考えた。
安価下1〜3でコンマ最大 午前中の行動
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