405: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/04/22(水) 20:20:29.33 ID:LKHs39Yu0
「以上、送料、組み立て賃含めまして、17万4千円になります」
「カード、一括で」
「かしこまりました」
黒いカードを受け取ると、レジに通す。
結局、机と椅子に棚、収納付きのベッドに加えて、ソファにクッション、壁掛けの照明も買って、更には壁紙やカーテンも明るい色のものに替えることになった。流石に持って帰ることはできないので、数日後に持ってきてもらって、その場で組み立てや設置、壁紙の張替えまで行うことになった。
店を出る頃には、昼時も少し過ぎてしまった。
「何か食べたいものはあるかな」
運転しながら、助手席の朱音に尋ねる。
「んー…」
少し考えて、朱音は遠慮がちに答えた。
「…マック、に行ってみたい、です」
…
フィレオフィッシュのバーガーを齧り、アイスコーヒーで飲み下す。誰もが意外そうな反応を示すが、私は別にこういった店に行ったことがないわけではない。寧ろ、若い頃は手早く食事を済ませるために、度々利用していた。
向かいに座る朱音は、玩具付きのセットを注文した。ジャムとマーガリンを塗った、小さなパンケーキを頬張っている。
「足りるかい?」
「うん…」
「何か食べたかったら、言うんだよ」
周囲には、他にも家族連れがいる。朱音と同じようなセットを注文している子供もいるが、殆どは朱音より年下に見える。大体、オマケに釣られるのは何歳までなのだろうか。私が子供の頃は、こういったものは無かった。息子の時にはあったと思うが、あまり覚えていない。
フライドポテトを一本、口に入れる。そうして、午後からどうするか考えた。
安価下1〜3でコンマ最大 午後の行動 帰宅する場合は帰り道の出来事
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