480: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/04/25(土) 12:12:26.28 ID:gqiDT3E+0
「また、買えばいい」
私は肩に手を置いた。
「週末にでも買いに行こう」
「…いいの?」
「もちろん」
朱音の表情が、少し和らいだ。私も微笑みながら、朱音を傷つけた教師にどう仕返しをしたものか考えた。また、人形が壊れたというのも気になる。あれはいわゆるソフビ人形のようで、腰と関節はジョイントになっていた。もしかすると、嵌め込み直せば元に戻るかも知れない。
…
翌日、学校に行くのを朱音は最後まで渋った。
「行ってごらん。大丈夫だから」
「でも…」
「大丈夫。…父さんが、ちゃんと手を打ったから」
「…」
朱音が、恐る恐る車を降りる。
「行ってらっしゃい」
「…行ってきます」
とぼとぼと校舎へ向かう朱音。それを見送ると、車が再び走り出した。
安価下1〜3 残る平日の出来事
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