538: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/04/27(月) 19:38:33.01 ID:LiyV2qLE0
学校に向かう車の中で、朱音は不安げな表情を浮かべていた。これまでずっと、ランドセルの中に忍ばせていた人形が、今日は無いからだ。
「大丈夫。朱音は強い子だから」
「…うん」
車を降りて、正門へ歩いていく朱音。それを見送ると、私は職場へ向かった。
色々しなければならない。朱音の人形を取り返す。できれば、理不尽な怒りを朱音にぶつけた、教師への意趣返しも。
後は、八島絵里。今日からすぐに学校に戻ってくることは無いだろうが、また良からぬことをしたりはしないか。そうでなくとも、彼女には少々『クスリ』を使った。効果が切れた時に、どんな行動にでることやら。
思いを巡らすと、どうしても『それ』に触れざるを得ない。
暴力団の幹部から贈られた、あのラテンの少女。滞在先の住所、連絡先は受け取った。事前に連絡すれば、いつでも行って『遊んで』良いのだという。
「…はぁ」
あれだけ求めていた少女にありつけたというのに、この疲労感、胸のざわめきは何なんだ…
安価下1〜5 平日の行動
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