【安価・短め】ビッチをキモオタが恋人に
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38: ◆DLsVqu3F.A[saga]
2020/04/14(火) 22:02:09.02 ID:MdKqWAU50
〜少し前〜

更にマズったな………完全に繁華街に来てしまった………
えみる達の話によると、この付近はラブホが多くあるんだな………あー嫌だ。早く離れないと、またばったりえみるに遭遇しかねん。

俺はジョギングを続け、繁華街の向こう側に見えるコンビニに行こうとした。
その時、聞き慣れない鈍い音が響いた。

バキィッ! ……ドサッ……!

なんの音かははっきりしなかったが、魔法少女りのあ以外のアニメも沢山見ている俺にとっては聞き慣れた音だった。
誰かが殴られ、倒れた音……
俺は興味半分でその音がした方に行ってみた。
………すると、そこには二人のチャラそうな男と………

ウェイ系1「なに泣いてんだよぉ。これからもっと鳴かせてやるからなっw うぇへへへへっw」

女の子「い、嫌だっ………! 嫌だああああぁあぁあっっ!」ジタバタ……!

ウェイ系2「あ………暴れんなっつってんだろっ!」ブンッ!

一人の男が拳を振り上げた。

………ドゴッ!

…………しまった、やってしまった…………考えるよりも先に、身体が動いてしまった………
面倒ごとにはあまり頭を突っ込みたく無いと言うのに………

俺は、その男の拳を肩で受け止めていた。
その勢いでアニ○イトの袋が地面に落ちてしまったが、今はしょうがない。

ウェイ系1「……ぁ? 誰だテメェ?」

女の子「ぁ…………」ビクビク………!

俺「こいつの兄だが、何か?」

俺は咄嗟に思いついた嘘をついた。
これが一番自然そうだ。

ウェイ系2「はぁ……? まあ良いや………俺たちの邪魔すんなっつーんだよ!」ブンッ!

俺は今度も反対の肩で拳を受け止めた。
やっぱりだ………今気づいた。俺の身体は丈夫らしい。
痛く無い。

ウェイ系2「っ、か、かってぇ…………!」

ウェイ系1「こ、こいつ……!」ブゥンッ!

俺はもう一度殴られる前に、武術も何にもなっていない拳をがむしゃらに突き出した。
リーチ、重さ、多分全部が違ったのだろう。
それだけで、2人のチャラ男は吹っ飛んだ。

ウェイ系1「が、いてぇっ……!?」

ウェイ系2「な、ん、んだこいつ…………に、逃げるぞ…………!」

そう言いながら2人のチャラ男は繁華街を走って行った。
俺は恐怖で内心震えながら暴力を振るわれていたらしい女の子に向いた。
パッと見同年代っぽいが、もしかしたら余計な事をしてしまったかもしれない。

相上の行動、言葉(光の関係でまだ少女がえみるだとは気付いていない)下1
それに対するえみるの行動、言葉(相上だと気付いている。アニ○イトの袋から魔法少女りのあのアイテムが見えている。泣いてる)下2


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