【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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167: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/05/09(土) 22:33:07.53 ID:DwIsP3yBO



「………………」
「マスター、マスター。嗚呼、寝ているの?」
「…………アサ、シン」
「ごめんなさいね、起こしちゃったかしら。悪気は無かったのだけれど」


暗闇に蠢く心臓喰らい。その隣でクルクルと、暇を持て余したアサシンが踊る
不規則な動きに眩暈を覚えたのか、死徒は顔を抑え、アサシンから目を背ける
それを逃させない様に、心臓喰らいの顔を掴み自分の方へと向けさせた


「マスター?わかるでしょう?痛いの、苦しいの、治したいのでしょう?」
「死にたくないのなら仕方がないわ。けれど、ずっと呻くのも辛いでしょう」
「聖杯よ。聖杯を手に入れるの。聖杯さえあればどうとでもなるわ」
「………………」

「ね?私達は勝たないといけないの。だから」
「駄目だァあああっ……!!っぐ……!」

アサシンの言葉を遮る絶叫。ズタズタの身体はそれだけでも苦痛が伴うというのに……

「俺は……違う……!俺は、無差別な殺人なんてしない、してたまるか……!」
「そんな悠長な事を言っていていいの?貴方はもう壊れかけ。人の事を気にしちゃダメよ」
「そうじゃない……俺は……俺は……」



「……仕方無いわね。私は貴方。貴方は私」
「意地悪はダメとお姉様も言っていたもの。私は傍にいるわ。聖杯をとるその時まで……」



その笑みは穏やかに、あるいは見下す様に
アサシンの向ける顔に底知れない悪寒を感じながら、心臓喰らいは仮面を深く被り直した






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