【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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356: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/05/31(日) 22:58:31.55 ID:M8Cuk5EK0




「……セイバー!」
「ふ、ふふ……正直、賭けだったが……」
「勝ったのは……僕の、方だ……!」


立っていた。身体はズタズタに裂かれ、爛れた肌からは至る所から煙が上がっていても
セイバーは、五体満足で……アーディーを庇いながらも、生存していたのだ


「な……!アンタ、なんで……!……まさか!」
「そう。……僕も“宝具”を使わせてもらった」

「確かに宝具ならば、防ぐ事も可能……が、それでも直撃して無事なんてありえない!」
「そうだ。……けれど、“私”は不本意ながら純潔の皇帝でね」



「宝具の真名は“永久に毀れず処女皇帝(ヴァージン・クイーン・エリザベス)”。」
「誰のモノにもならず、そして誰に穢される事もなかった生命の守護」
「それ故に、私を傷付ける事は……特に……言いたくは無いが、“貫通”させる事は不可能だ」

「……耐えられる自信は無かったけれどね」



ボロボロの顔で、へらっと笑う。その顔は煤に覆われていても尚美しさを損なわずに

「欠点としては……うん、女王として、女の性質に寄ってしまうから、あまり……」
「ふざけるなァアアアッッッ!」

「そんな理由で!アタシの!宝具に!耐えてるんじゃないわよおぉオおオオオッ!!」


ランサーは激昂した。ふざけた理由で……いや、理由等はどうでもいい
自らの本気の一撃を防がれた。その事実は到底許せるものではなく



「もう一撃……!魔力を、魔力を!」
「仕方がない。好きに持っていけ……!」


「冗談じゃない……!“汝がマスター、アーディー・エーデルワイスが令呪に以て命ず!”」
「“この場所から全力で撤退!”……ゴメン、センパイ。絶対に敵はとるから……!」


令呪の力で、この場から離脱する。これ以上の戦闘は不可能と判断したから

両者、共に歯噛みする。このリベンジは必ずや果たしてみせると……






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