【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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527: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/06/29(月) 19:51:46.97 ID:7AJTmrJh0





「……ヴィオレは、エーデルワイスに囚われているんだ」

ぽつり、鹿黒がそう呟く
かなり激しく動揺していたが、落ち着いたのかゆっくりと口を開いていった

「詳しくは言わないけど……俺とヴィオレは各地を転々としてて」
「ちょっと待ってください。転校する時の手続きとかは……」

貴方の質問には答えない。途端に口をつぐみ、目線を下に

「大方、そのヴィオレとやらが魔獣の類いなのだろう」
「……厳密には違うけど」
「もしかして、バーサーカーのマスターって」


「そうだよ!ヴィオレだったんだ。でも、俺のせいで!」
「人質に捕られ、敢えなく敵の軍門に……か」
「何も出来なかった……あのガキ、化け物みたいに強くて、殺されかけて……」

涙を堪える様に、ぐっと目をつぶる
すすり泣く声だけが響く。その悲痛さに貴方は鹿黒の肩にそっと手を

「……わかりました、大丈夫です」
「ヴィオレちゃんは……俺達が助けます!」
「マスター、またそんな安請け合いを……」
「どの道アーディーとはまた話したいと思ってたしさ。丁度いいだろ?」

ニッとはにかむ貴方に、クリスティーナはまたいつものか。と顔をしかめる

「……それに、もう二度と離れ離れになんかさせない。絶対に」
「大切な存在と会えなくなる辛さは……俺だってわかるはずだから」

しかし、すぐに表情は曇る。過去の別離に胸を痛めた貴方の目には涙も浮かんでいた



「大袈裟な……」






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