【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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578: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/07/11(土) 22:52:41.48 ID:PM6Zq8DH0





……我思う。故に、我あり。


思索の迷宮に囚われ、惑った時、異国より来訪した哲学者はそう語った
その言葉はある種の革命であった。漫然とした光の様で、しかして核心を突く様に照らし出す

思考の限界を超えたブレイクスルー。敬愛する師との日々があったからこそ今の私は存在する


「なのに……!その貴方が狂気に堕ちてどうすると言うのですか!」
「……?フラン、誰?フラン、違う。フラン、興味ない。フラン、殺す!」

クリスティーナの決死の言葉すら、狂戦士には届かない
それでも手に持つ剣は決して緩めず。目の前で殺しにかかる師の愛娘と切り結ぶ


「お父様……お父様、私はお父様を肯定します。何も間違ってはいないのです」
「ええ。そう!お父様はただ私に会いたかっただけ!それを貴女が否定出来るのかしら!?」

先程の拙い口調から、流暢に語り始める
その語り口はランサーのものに近付いている。取り込んだ肉体に影響されているのだろう

「クリスティーナ。お父様は貴女の頼みで故郷からスウェーデンまで渡航した」
「そしてその後間もなく亡くなった……その理由を知っているかしら?」


フランシーヌからの問いに、クリスティーナは顔をしかめる
デカルトと彼女の仲だ。当然知っていてもおかしくはない。が……


「……それは」
「“病弱なお父様を無理矢理講義に立たせ、その過労の末に身体を壊したから”」
「貴女が殺したも同然じゃない!アハハハハハハハハ!」






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