【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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624: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/08/15(土) 19:09:55.10 ID:nJa2KyxX0





「……ゲホッ!ガッ!」
「わー。メリッサちゃん、大丈夫ー?」
「そんな、訳……ぐうぅ……!」

所変わって禍門邸。そこには横たわる少女と、それを遠巻きに眺める少女が
アサシンの影響下にあるメリッサを残った千呼が看病していた
と言っても、相手は英霊。何が起きるかわからない為、結界越しに話しかける程度だが


「ねえねえ、メリッサちゃんってさ、兄弟とかいるの?」
「今、そんな事を話してる余裕が……!」
「わくわく、わくわく」

此方の具合は完全に無視。千呼はキラキラと目を輝かせて答えを待つ
……感情を出したからか、少しだけ熱が引いた気がする。拒絶した所でまた来るのだろう
そう考えたら今話した方がいい。諦めた様に口を開く


「……兄と姉が一人。弟が一人、妹が二人」
「わ!びっくりする程いっぱいだ!でも魔術師の家で兄弟が多くていいの?」
「魔術師になるのは一人だけだ。他の兄弟は傭兵としての道を歩くはず」
「ほへー凄ーい」 「……聞いてたのか?」

あんまりにも呑気な返答。緊張感の欠片もない
思わず身構えたメリッサも毒気を抜かれて呆気にとられる


「でもいいなー。仲いいんでしょ?」
「……仲が悪いのか?そうは見えないが」

「うーん。悪いって言うか、何て言えばいいんだろう」
「アキラちゃん、私に心を開いてくれないって言うのかな。なんか壁があるみたい」


ぽつりと呟く千呼の顔は、普段の底抜けの明るさではなく姉としての表情を映す
妹は好きだ。だけど、その妹は自分の事をどう感じているのかがわからない……








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