【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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675: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/08/29(土) 20:25:27.00 ID:Axl0VCFd0





「ぐっ……がァアアアああアア!!!」

パキン。とガラスが割れる様な音が鳴り響く
足には無数の罅が入り、凹みの数がその衝撃を物語る
そして、砕けた破片は塵と消え、足からは煌々とした液体が漏れだしていた


「……アー、チャー」
「クソ……三対一とか卑怯じゃね?」
「それを了承したのは貴様だろうに……」

クリスティーナが呆れながら声を挙げる。その身はボロボロになりながらも何とか無事で
しかし、タロスは既にグズグズに崩れそうで。辛うじて現界を保てているのも、単に単独行動のお陰であった

「けど、チクショウ。マジでダメだコレ。何か変な呪い掛けやがったなあの魔女」
「……ごめん、なさい。私が、未熟だったから」
「そう言うなよ。お前ってさ、なんとなくあの姫様に似てんだよ」
「顔や仕草は全然似てねえのにな。……これ、やるよ」

そう言って差し出したのは小さな破片。タロスの体表と同じ色の、ブロンズの御守り


「ホントはよ、エウロペにやりたかったんだ。けどその前に死んじまったから」
「……持っててくれよ。何か役に立つかもな」

言い残し、アーチャーは霧散する。霊基の限界が訪れたその身は、数秒には消え去るだろう




───“タロス。貴方はよく頑張りました”

───“本当に、私の自慢の友人です。いい子、いい子……”

ふと、可憐な女性の声が聞こえた気がした
その言葉は、果たして一時の胡蝶の夢だったのか。それとも、もしかすると……





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