【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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◆6QF2c0WenUEY
[saga]
2020/08/30(日) 15:08:08.08 ID:Bj3byN/+0
無機質な、機械的な、声というより音声を放つ
だがその声を二度と聞く事はない。何故なら、既に耳を覆うのは虫の羽音のみ
──アバドンの宝具が、地下空洞を、マスターやサーヴァント達を蹂躙していた
◆『災為す虫皇(アポリオン・クラスタ)』
ランク:EX 種別:対人類宝具 レンジ:─ 最大捕捉:─
無辜の怪物、際限無く沸き出る蝗の群。死さえも赦さない裁きを与える権能の一。
人類が戦い続けた“蝗害”の具現。災厄を剣に乗せて世に解き放つ掃討進撃。
◆『空牙、顎、流飢(サカ・トフ・イナ)』
増殖した蝗の大軍。人を喰らう異形の嵐。
十の災いの八番。空を覆い、死すら慈悲になる五ヶ月もの責め苦を与える蟲達のあぎと。
自らの飢えを満たすため、手当たり次第に貪り食う。所詮は虫なので一つの範囲は微量。……無数の群生さえ成していなければ。
小さいが故に容易く隙間に入り込み、完全に防ぐ事は至難の技。堅牢な城塞だろうと齧り尽くされ、鎧をすり抜けて食い散らかす。
この蟲こそがアーチャーの剣であり、弾丸であり、鎧であり、肉体そのもの。
「ガッ、ゲホッ!ぐ……!バーサーカー!」
「息が……!それに、反響で衝撃が酷い……!」
「あぁもうウザったい!そりゃあーっ!」
キャスターの魔力弾が、蝗の軍を掃射する
辛うじてスペースを確保した彼等は、皆一斉に駆け寄った
「ふぅ……助かったぁ……!」
「だが、これでは解決策にはならないか……」
「ボクもそろそろ限界なんだけど!結界が食べられてるし!?」
キャスターの張った簡易的な陣地の外は、羽虫の羽音とガリガリと削る音が響いている
「……あれ、けど」
「どうかしたか?アキラ」
「なんだか、数が……減っている、気が」
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