【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である2nd【二十二輪目】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2020/04/19(日) 23:30:49.25 ID:rrq2V0npo
えーもう少しいてもいいのにぃ。と
名残惜しそうな風の声に背中を押されて、天乃は病室を出る
松葉杖を使って歩くのも慣れたもので
全盛期の速度は出せなくても、普通に歩くことは出来るようになってきている
天乃「あとは……筋力的な問題よね」
よく食て、良く寝る
そして、適度な運動
体力的に戻ってきたら、夏凜に付き合って貰って鍛錬
最初は負けるだろうが、最終的には打ち負かしたい
天乃「……はぁ」
松葉杖を半歩後ろにして、自分の左足だけで床に触れる
かかとをつけて、ゆっくりと踏み込んでいく
ふくらはぎに負荷がかかり、膝に上って……痛みが走る
天乃「っ」
まだだ
そのまま、右足を前に出して――先に左足が崩れて
松葉杖が滑って廊下に大きな音が響く
天乃「………」
この体では、友奈を連れて帰って大丈夫だなんて言えない
リハビリを頑張っているけれど、まだまだだ
若葉「無茶をするな」
天乃「あらやだ……みんなには内緒にしてね?」
若葉「精霊には伝わる。沙織には……口止めしておく」
どこからともなく現れ、手を差し伸べてくれた若葉に笑みを向けて、その手を取る。
甘えられるときは甘える
天乃「そろそろ行けると思ったのよ。ダメだったけど」
若葉「病院食で足りていないだけだ。退院したら、肉でも食べに行こう」
天乃「みんなで?」
若葉「二人でもいい。まぁ、私の場合は結局精霊の繋がりが残るが」
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