206: ◆1N.N2ghNzk[saga]
2020/05/05(火) 22:04:30.29 ID:pfyRRvaE0
直人「ねえ、美原さん」
俺はキャンバスに向かうミリヤに声を掛けた。
右手に、催眠アプリ(仮)を起動させたアプリを忍ばせて。
ミリヤ「はい――」
カシャッ
ミリヤ「――」
からんからん、と筆が音を立てて落ちる。
ミリヤの瞳からは光が失われ、その視線は定まっていない。
直人「ミリヤ」
ミリヤ「……はい」
彼女の名を呼ぶと、短く返答をする。
だが、それだけだ。
先程までの屈託のない笑顔は、そこにはもう無い。
そんな状況で俺は、下半身に血が集まっていくのを確かに感じていた。
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