200: ◆1liatvkBmk[saga]
2020/08/01(土) 23:57:04.85 ID:kuxtoG1v0
自分の足を引きずっている存在を見る
そして瞬時に見てしまったことを後悔する。叫び声を上げたと思ったがそれは頭の中だけであり、触手によって塞がれていた口からは声など出るはずもなかった
巨大な、しかし平べったく黒い身体。背は光沢をもち、ツルツルしていたが短い毛が生えていてウゾウゾと蠢いていた。
平べったい身体の下にある肢は何対あるかここからでは見えないが、少なくとも3対以上あるように見える。その足とは別に体の下から何本も黒くヌルヌルとした触手が生えていて自分に巻き付いている
目が合った。黒いからから覗く赤い目、九つある瞳がギョロギョロと周囲を見渡し、内一つが一切動かずに自分を見据えている
口はあの体の下にあるのだろうか…ここからは見えないがきっとおぞましいものなのだろう…
おぞましい…おぞましいおぞましいおぞましいおぞましい…
魔物…話には何度も聞いた…本や標本でもいくらでも見たしスライムや化けネズミ程度の草原にいるやつなら実際に見たこともある。でもこんな、こんな恐ろしい虫に出くわすなんて…
しかもそれが今自分を捕まえているという事実、口の中にまで侵入し、ウゾウゾと口内を蹂躙している事実…そして、そして何よりも
"こいつらの巣"に連れ去られようとしている事実
誰か!誰か助けて!お願い!
いくら頭の中で叫んでも誰も助けになんか来ない。誰にも聞こえない
こんなことならあの二人から離れるんじゃなかった。そもそもついてくるんじゃなかった…
涙が出る。恐怖で全身が縮み上がり、毛穴が全部開く感覚がする。髪の毛までもが逆立った気すらする。余りのおぞましさに股間すらもが本来の機能も忘れて尿を漏らし、その不快感すら恐怖の前に忘れてしまう
これから何が起こるのか、何をされるのか、考えたくも無いそれを考えるだけで恐怖と吐き気が止まらなかった
@気絶する
A気絶することすらできずにこいつらの巣に連れて行かれる
>>201
547Res/309.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20