13: ◆U.8lOt6xMsuG[sage saga]
2020/06/14(日) 03:09:36.32 ID:poLAnwSv0
シャワーを浴びてから。昨日の下着を洗濯機に入れて、俺のシャツを貸して、一緒にカップ麺の3分を待つ。彼女が持ち込んだシャンプーやコンディショナーは、俺のものよりも柔らかい匂いがした
横顔を眺める。すっぴんはあまり観ないで、と最初の方は言われたけれど、向こうも慣れたのかあまり言われなくなってきた。それにすっぴんもとても綺麗で俺は好きだ
カップ麺のジャンキーな匂いが段々と強くなる。彼女の髪の匂いが薄れていく。名残惜しいと思う前にスマホが鳴った。キッチリ3分だ。それよりも先に心は食べ始めてた。『あちっ、あつっ』と言いながら麺を啜ってた。俺も遅れて麺に口づける。熱かった
三角コーナーに麺の切れ端とスープを流し入れてから、炊飯器のご飯をラップで包み冷凍庫へ。昨日の内にしとけば良かった(米がちょっと硬くなってた)けど、ご飯の後すぐに風呂、ベッドと行って暇が無かったしなぁ
心は内釜を洗ってくれている。ありがたい。
さてと、後は食材の買い出しとか、洗濯し終わったシーツを干したりとか、そんなを済ませられればいいか。
「心、今日も泊まりますか?」
「ん? ん〜……いや、夕飯食べたら帰ろうっかな〜。同じ下着だと、はぁともプロデューサーも飽きちゃうでしょ?」
「いえ、そんなことはないですけど……昨日も言いましたが、あの白い下着めっちゃエロかったですし……」
「うんうん、ありがと☆ でもこっちの気分の問題でもあるからさ、まだ他にも下着があるから、それも観て欲しいし☆」
「そんなもんですか」
「そんなもんよ☆」
それから、腕時計にたとえて話をされた。分かりやすかった。
心にお留守番をしてもらって、近くのスーパーへ。今日の夕飯は俺が担当。さっと作れて食べられるものにしようと思う。親子丼とか。卵とタマネギは昨日買って使ったのが家に残ってたし
鶏肉やお茶といった食材以外に雑貨もいくつか買い足して、道中の犬に手を振ったりしながら、帰路を歩いた
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