鷺沢文香さんが痴漢させたり自撮りオナニーを送りつけてくれる話
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4: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/06/14(日) 23:20:30.23 ID:KnKXCR6go

 あ、あぁ、はぁ……危ないところ、でしたね。乗客が、増えて……
 こちらに気づくかも知れない具合の距離には、男子高校生のほか、もう一人増えて……若い女性ですね。
 学生か、会社員かはわかりませんが、私とほとんど同じぐらいの年頃。
 あなたの警告がなければ、私、声を上げてしまっていたかも……面目ありません。

 そうして頭は危機一髪でゾクゾクと冷えたのですが、頭以外は熱いままです。
 あなたの手と指のすぐそばで、相変わらず乳首が服越しにもわかるほど愛撫をせがんでいます。
 別に性器でもないくせに、あなたの運命を天秤にかけた前戯を、当然のように……。

 ……胸愛撫で快楽に浸っている側が言うのもどうかという話ですが、奇妙なことですね。

 乳房は、昔の日本は性的な器官とは扱われていなかったと聞きます。
 江戸時代の春画を見ても、乳房をさらしているものは稀らしく……私は見たことがありません。
 ということは、セックスにおいても重視されていなかったのでしょう。あなたはどうでしょうか?

 私の胸で、興奮してくださっていますか。安心しました。私だけが喜んでいたとしたら、寂しいので……。
 しかしわからない話です。江戸時代人と現代人では、だいぶ感覚が違うのでしょうか?
 私とあなたが現代のセックス事情代表とされたら、現代人はたまったものじゃないでしょうが。



 あなたがストールを指して……これ以上、激しくいじめてほしければ、ということですか……?

 ……そうですね。
 ストールで私の胸あたりを覆ってしまえば、この乳首と乳輪をコリコリと歪むほどねじられたり、
 アザになるほど胸をもみくちゃにされたりしても、なんとか人目から隠せそうですね。

 そうして他人から淫らな私を隠匿した代わりに、あなたへ淫らな私を誇示することになります。
 私が自ら隠したら、ストールでなければ隠し切れないことをして欲しい、というあなたへの懇願となります。

 本当は、妊娠して、出産して、産んだ赤ちゃんを育むための器官を、
 ただ、気持ちいいって、快楽神経をくすぐってもらうためだけに、酔わせてもらうために、
 そんなほんの一瞬だけの、恨めしいぐらい儚い感覚のために、あなたに……っ。

 ぎゅうって、握りしめて、ストールにシワが寄ってしまいました。
 ……します。だから、あなた、どうか……ちくび、おっぱい、私の……あなたの、手で……。



 だいじょうぶですか――女性らしき響きの呼びかけが聞こえ、目を開けると、先程の若い女性が……。
 あわてて周りを見回し、いつの間にか私は優先席に座らせてられている……と、気づきます。
 隣には、あなたも座っていて……あなたの手を掴んで、ようやくひと心地、血の気が戻ってきます。

 あぁ、ご心配かけてすみません。体調が悪いのですが、この方……そうです、この人は私のお連れです。
 目的地に着いたら起こしてもらおうと思って、それまで……という次第なのです。
 お気遣いいただき、ありがとうございます……。

 あなた、その、もしや……私、失神していました? あなたに、おっぱい……された、だけで?
 ストールで覆ったあと、記憶があいまいで……乳首のあたりは、ジクジクして疼くのが残っていますが。

 ……今、気がついたんですが……紙マスク、私のつけてきたものではないですね。
 どうして……? え、『よだれまみれになってしまって取り替えた』?

 地下鉄の車両内で替えのマスクが売っているはずがありませんから、これはあなたがあらかじめ……。
 よ、用意と手際の良さに感服いたしました……。

 ご迷惑をおかけしましたが……もう少し、付き合っていただきたいです。
 あの、途中で意識が飛んでしまったせいか、痴漢される気分がまだ物足りないのです。
 も、もっと、ここで、触って、ください……。




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