【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター
��
↓ ��
1- ��
覧 ��
板 ��
20
268: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/07/05(日) 12:07:47.73 ID:WcuYrZm/0
「ここの外について知りたいな」
「…」
サーラが、黙って目を細めた。
「クリストラでは、そんな暇無かったし、今のうちに」
「…かしこまりました。そこで少々、お待ちを」
そう言うとサーラは、くるりと背を向けてどこかへ行ってしまった。
…
数分後、学堂に一人の女がやって来た。ふわふわの茶髪を長く伸ばし、踊り子の衣装の上から緑色の衣を纏っており、胸が大きい。
彼女はアスラを見ると、微笑んだ。
「ウェルパです。勇者が、世界について学びたいとのことで」
「君が教えてくれるの?」
「ええ」
ウェルパは、ビキニトップからはみ出さんばかりの豊満な胸を張った。
「こう見えて、10年ほど行商と共に、世界を旅しておりました。何でもお聞きくださいね」
…
「オリエズマで勢力を持っているのは、大陸の王朝と、そこに隣接する列島の皇国です。島国の巫女とは、面識があるでしょう?」
「うん」
あの日の宴で、彼の前に舞を披露した、ツバキという巫女。その夜の相手も務めた。
「彼の国は礼と清潔を重んじます。毎日のように水を浴びて身体を清め、お手洗いも整備されていて通りを少しも汚しません。また、海に囲まれているために海産物が豊富で、彼らはそれを生で食べます」
「生で!?」
「火を通さずとも、お腹を壊さないのです。大陸も、一部ではそういった料理がございます。いずれも、食事には特有の食器を用います」
そう言うと、ウェルパは2本の細い棒切れを差し出した。
「これは?」
「箸と呼びます。ナイフ、フォーク、スプーン、果てはトングまで、全てこれ一つでこなせます。使い方は…」
…
「サトンは乾燥して、熱い地域です。雨も滅多に降らず、植物もまばらにしか生えておりません」
「じゃあ、何を食べてるの?」
「とうもろこしや芋を挽いた粉を、水で煮て食べます。狩りに成功すれば、肉を食べることもあります。あまり食料の豊かな地域ではありませんが…」
「大丈夫なの…?」
「まあ、あくまでサトン現地でのことです。ここではクリストラが、ある程度の資源を供給しているようです。それに、現地でも農業が伝わり始めています」
1002Res/537.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20