【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
287: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/07/05(日) 16:03:44.61 ID:WcuYrZm/0
…



 ___とんとん、とんとん、かたん…



 雨の音に混じって、ウィムが機を織る音が響く。アスラはそれを、隣りに座ってじっと見ている。
 そこへ、一人の少女が駆け込んできた。

「ウィムさん、染料全部、軒下に運んどいただよ」

「…」

 頷き、何か呟くウィム。アスラは耳を寄せた。

「ありがとう、だって」

「ん、ども……って、ふぇっ!? もしかしてあんた、勇者さまだぁ?」

 つば広の帽子を被り、丈の長い服を着た少女は、訛りの強い言葉で素っ頓狂な声を上げた。

「こりゃ、失礼をしましただ…おら、エグハンって言います」

「アスラだよ。君も機織りなの?」

「うんにゃ、普段は外で、羊の乳搾りとかしてますだ。だども、今日は雨だし、ウルルはポーチと一緒にどっか行っちまうし…」

 そう言うと、彼女は少し離れたところに腰を下ろした。

「…そんな時は、こうやってウィムさんの機織り見て勉強してますだ」

「そうなんだ。…」

 静まり返る作業場。雨の音と、機を織る音だけが響く。
 機織り機には、見事な紋様の布地が織り上がっていく。

…

「…おら、ちょっとお花摘んでくるよ」

 そう言うと、エグハンは立ち上がり、そそくさと作業場を出ていった。



安価下 どうする?
�@ここに残る

�Aエグハンを追いかける


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