【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター
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322: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/07/05(日) 22:07:14.05 ID:WcuYrZm/0
「かしこまりました。タルスムの騎馬技術は、世界一でございます。必ずや勇者様の助けとなるでしょう」
…
「シュルーラだ。よろしくっ!」
そう言うと日焼けした女は手を差し出した。おずおずと握ると、そのままひょいと引っ張られ、横に繋いであった馬の上に乗せられてしまった。
「うわ、わっ!?」
「よっし、まずは乗れたな」
「…!」
言われてようやく気付いた。馬に乗るのは生まれてはじめてなのに…
シュルーラは、白い歯を見せた。
「難しいことは考えるな。馬と通じ合うんだ。女口説くときに、一々計算とかするか?」
「し、しない、と思う」
「そういうこった」
彼女は、アスラの後ろに跨ると、後ろから彼の手を取って手綱を握らせた。後頭部に当たる彼女の胸は、見事にぺったんこだ。
「さあ、走るよ!」
…
数時間後。シュルーラは馬から降りると、手綱をアスラに手渡した。
「シャールーだ。これから彼女は、君のものだ」
「良いの?」
「ああ。いつか勇者がここに来たときのために、名馬同士の仔を育てておいたんだ。平原なら、どこでも…そうだな、クリストラとオリエズマ、あとバルバスの一部くらいなら連れてっても構わないだろ。それ以外は、アタシが面倒見とくよ」
そこまで言うと、ふと空を見上げた。
「…もうこんな時間か。サーラが、君のために宴を開くそうだ。早く行こう!」
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