【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター
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502: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/07/12(日) 17:46:38.91 ID:wYuGVd0G0
…

 それから数十分後。アスラは、ユィーキの居室の前にいた。

「ここにいるかな…?」

 扉を開けて中に入ると、幸い目当ての彼女はいた。落ち着かない様子で、机の前に座ったり、寝台に飛び込んだり、窓の側に近づいたりしている。

「…」

「…? …!!」

 窓の側でそわそわしているユィーキと、目が合った。彼女はその場であたふたした末、叫んだ。

「ぶ、無礼者ーっ! うっ、打ち首! 打ち首よ!」

「悪いけど、ここではぼくの方が偉いんだよ」

 アスラは悠々と部屋に踏み入ると、彼女の隣で窓の外を見た。

「外で何かあるの?」

「お、おのれ…」

 彼女はしばらくアスラを睨んでいたが、やがて諦めたように、寝台に腰掛けた。

「…ランメイから聞いておらんのか」

「夜には、空に良いものが見られる、としか」

「ふむ、ならば妾が言って興を削ぐのは不粋か」

 ユィーキは、ぽんぽんと寝台の自分の隣を叩いて言った。

「赦す。近う寄れ」

「うん」

 アスラは隣に座ると、2人並んで窓の外を眺めた。

…

 数分後。突然、向こうで爆発音が響き渡った。

「!?」

「ひっ!」

 ぎょっとするアスラ。ユィーキまで、寝台の上でびくんと跳ねて、アスラの腕を掴んだ。
 次の瞬間、黒い星空に一筋の光が立ち上り…

「うわぁ…」

「ふ、ふふ…」

 ぱっと、白い光の花が開いた。
 爆発音が連続して鳴ると、また光が幾筋も空へ上り、そして光の花となる。赤、青、緑…様々な色の花が、夜空いっぱいに広がる。

「すごい…何、あれ?」

「『花火』である。我らの発明した『火薬』で、クリストラ人は礫を撃ちおったが、風雅を重んじる我らはこうして、炎の花を咲かせて愛でるのだ!」

「へえ…」

 ユィーキと2人で、打ち上がる花火を眺めた。

…

 花火が終わった。ユィーキは寝台の上にあがると、言った。

「これにて花火は終わり。妾はもう寝るぞ。ほれ、さっさと帰れ」



安価下 どうする?


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