【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター
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769: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/07/24(金) 14:09:43.01 ID:z/kMs0Jn0
…

「…駄目だこれ」

 アスラは諦めて、竿を返した。シェンウェンはふんと鼻を鳴らした。

「ま、そりゃそうだ。狭い川だし、舟もしょっちゅう通る」

 指差した魚籠は、空っぽだ。

「折角だ。ウチで飯でも食っていけ」

…

 川岸にある小さな家屋に入ると、シェンウェンは奥に向かって声を張り上げた。

「ヘンサン、帰ったぞ!」

「ああ、おかえり…っ!?」

 奥から現れた、短い黒髪の女は、相方と一緒にいるアスラに気付くと目を丸くした。

「お、おい…この子が、例の?」

「ああ」

「おいおい、何で早く言ってくれなかったんだ! …あー、どうも。アタシはヘンサン。こいつと一緒に、外と物資のやり取りをしてる」

「俺たちは、元々海賊だった」

 曲刀を置きながら、シェンウェンが言った。

「だが、あんたの親父の仲間にボコされて、足を洗った。今じゃけちな輸入雑貨屋だ」

「ふぅん…」

 奥から、熱々の焼き飯が盛られた皿を持って、更に一人の女が出てきた。長い黒髪を後ろで束ねた、細身の女だ。

「はい、は〜い。よく来てくれたわね〜」

「こいつはヨンハン。ウチを間借りして、食料品の仕入れをやってる」

「ここでのご飯も作ってるわよ〜。さ、召し上がれ〜!」

…

「ふぅ、食った食った。…で、どうする勇者? 西禁に戻るのか?」

「まだ決めてない」

「ど、どうだろう」

 何故かしどろもどろに、ヘンサンが口を挟んだ。

「う、ウチに泊まったら。折角だし…」

「ええ、それが良いと思うわ〜」

 にこにこしながら迫るヨンハン。その目が笑っていないのに、アスラは気付いた。

「え、えっと…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
�@西禁に帰る

�Aここに残る

�Bその他要記述


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