R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part3
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71:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2020/06/29(月) 14:16:56.02 ID:MlMpKjRk0

ツバキ「ギンガ! クチナぁーっ!!」

ツバキの絶叫が周囲に轟いた。

アルナ「…あとはあなた一人よ、サムライ。まだ足掻くつもりなのかしら」

ツバキ「くっ…」

ツバキ(かつてない強敵だ…! しかし全滅だけはするわけにいかない!)

ツバキの血風丸の刀身が妖しく輝く。

ツバキ「血風丸!私に力を貸せ! うぉぉぉっ!」

紅く輝く刀身を振るい、ツバキがアルナに迫る!

ツバキ(もはや勝機はない…だがせめて、二人は救わなくては!)

アルナ「ミシェルを斬ったカタナね。なるほど、ソレは少しまずいわ。けど…」

ニニス「うがーーっ!!」

アルナ「わたくしには、ニニスがいる」

死角から俊足で飛び込んできたニニスが、ツバキの脇腹に痛烈な体当たりを食らわせた!

ツバキ「…がはっ!!」

そのダメージは大きく、ツバキの身体が揺らいだ。

アルナ「トドメをさすわ…いくわよ、ニニス」

ニニス「りょうかいですアルナさま!」

アルナとニニスはツバキを挟み込む形で立ち、同時に鋭い爪を伸ばして構えた。

アルナ「ツインネイル!!」

ニニス「デッドクロォォ―――ッッッ!!」

ツバキはそれぞれ逆方向からくる二人の鋭い爪の攻撃に対応することができず…

ズギャギャギャギャギャァァァァンッッッ!!!

ツバキ「−」

同時攻撃の衝撃がツバキの身体を吹き飛ばした。

アルナ「…終わったわね」

ニニス「! あ…アルナさま、気を付けて!」

アルナ「!?」

なんということか、必殺の一撃を受けたはずのツバキがゆらりと立ち上がっているではないか。

ニニス「ふええ…ニニスたちのひっさつわざをうけて生きてるなんてぇ…」

アルナ「いえ…よく見てみなさい、ニニス。彼女は気を失っているわ」

確かに、見開かれたツバキの目に既に光はない。

彼女は闘争心だけで肉体を立ち上がらせはしたものの…意識は既に消え失せていた。

アルナ「…本当に、恐ろしい人間がいたものね。わたくしに鳥肌を立たせるなんて」

ニニス「…アルナさま、この人たち、これからどうするのです?」

ニニスの言葉にアルナは思案顔になった。

この恐るべき信念と誇りを持った冒険者たちをここで糧にしてしまうのか、それとも…

――――

『プリティーうさちゃんズ』は敗北してしまった…



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