【安価・コンマ】Eランク神獣「Sランクまでのし上がる」
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◆AG0ZiiQhi.
[saga]
2020/07/12(日) 19:39:18.25 ID:d9dcyBPr0
◆
「うーん、むずかしいなー.........」
「キノミ?」
『え、えーっと、えーっと.........おおかみだからー........ウルフでしょ..........?』
『ウルフ路線良いかも知れんの』
みんなで会議を始めて早10分。
名付けは難航していた。
『なにが良いかのぉ』
それから少し沈黙が続いたが、何かにハッと気づいたようにウサギが顔を上げた。
『ウルフ、ウルフ、ウルフー..........ヲ、ヲル..............ウォルフ............ウォルフ? .........ウォルフ!』
みんながウサギを見た。
『うむ?』
「うぉるふ? それ、ぼくのなまえ?」
「キノーミィ!」
『え、ど、どうです? 良くないですかっ!』
みんながコクコクと頷く。
『良いのでは無いか?』
「うぉるふ、うぉるふ! いいねー、うぉるふ! これがぼくのなまえだー!」
「キノミ!」
『あ、うわぁ、よかったぁっ♪ ありがとうございます!』
彼、改めウォルフは嬉しそうにするウサギの手を掴み、ピョンピョンと喜んだ。
「ぼくこそありがとーっ! うぉるふ! ぼくうぉるふだよーっ!」
「キノーミ」
『うむ。あとはウサギだけだが........』
キュウビがそう言った時、ウォルフが元気よく前脚を上げた。
「はいはいはーい! ぼくおもいついた! おもいついたよ!」
『え、ウォルフさん.......わたしの名前を?』
「うん!」
尻尾をパタパタと振るウォルフに、注目が集まる。
「キノーミ?」
『うむ、言ってみるが良いのじゃ』
『ウォルフさんが、わたしのなまえを.........♪』
みんなの注目が集まった事を確認し、満を辞したウォルフがその名を叫んだ。
「えっとね、えっとねぇ..........ウサみちゃん!」
.............
『あー.........まあうん、良いんじゃないかのぉ........?』
キュウビの尻尾がふわーと地面に降りた。
「キー.............ノミ............キノッミ」
キノはこくりと頷いた。
『えっと...........悪くは無いと.......思います、よ?』
ウサみ.........ウサギの耳がパタリと下を向いた。
その雰囲気を察したウォルフの高々と挙げられた前脚が、ゆっくり下げられた。
「....................あれ、だめ?」
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