【安価・コンマ】Eランク神獣「Sランクまでのし上がる」
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◆AG0ZiiQhi.
[saga]
2020/07/16(木) 22:49:08.11 ID:uDig/Nfa0
◆
【食糧・34】(5(貯蓄)+6(偶数)+[(9+6)*2](
>>388
)ー7(消費)=34)
食糧が残り僅かとなっていたため、今日はみんなで食べ物を探すことにした。
「んなぁあぁぁぉん、にゃぁぁ...........♡ んごろぁにゃぁぉん...........♡」
「キノミキノミー♪」
「せまい.......」
左右からまるで幅寄せのようにネコとキノが寄りかかってくる。
その様子を見て、少し前の方を歩くキュウビとラピスが話している。
『えっと、キュウビさん........キノさんってオス、ですよね.........?』
『うむ、オスじゃ。まあ........あれは友情みたいなものじゃろう』
『友情、ですかねぇ...........?』
「キーノミッ♪」
その関係性にラピスが疑いの目を向けながら、ウォルフの一行は草原を歩いた。
「キノーミッ!」
遠くに何かを見つけたのか、空を飛んでいたキノが地上にいる仲間達に合図をした。
そしてシュタッと降りてくると、すぐにぴょんぴょんと跳んでウォルフの隣にぴったりついた。
「おかえりキノ」
「キーノミ♪」
「ぅぉなぁ、なぉぉ...........♡」
『ほれ、遠くに見えたなら行くぞお主ら。その調子でイチャイチャしておったら夜までかかるぞ』
『そうですよウォルフさーん』
仕方なく、といった様子でキノとネコは離れ、5人はキノが何かを見つけた方向へ向かって走っていった。
キノが見つけたのはどうやら果実の木だったらしく、大きな木にいくつもの宝石のように赤い果実がぶら下がっている。
その果実は、ウォルフがこの世界に生まれたばかりの頃に見つけ、食べたあの甘酸っぱい果実だった。
「わぁ、おいしそー!」
「んみゃぁん、ぅぉにゃ〜ん...........♡」
「キノミー」
『赤い実........怖いほど、綺麗な赤ですね』
『あ、大丈夫じゃぞ。キノコとは違い、この赤は大丈夫な赤じゃ』
『はい!』
キュウビは木を睨みつけ、神通力を発動させた。
『綺麗に実ったところ申し訳ないが、収穫させて貰うでの。種はまくでの』
沢山の実がプチプチと木から離れ、吸い込まれるようにキュウビの尾の中に収納されていった。
その内2つずつ(キノには1つ)をみんなに渡し、しゃくしゃくと昼食を過ごした。
もちろん食べている最中もキノとネコはウォルフにぴったりである。
「ところでさ、ネコちゃん............きみってさ、にくしょくじゃないの..........? おにくたべなくてだいじょうぶ?」
「ぅにゃう?」
やっぱり言葉は分からなかったらしいが、シャクッとリンゴを喰むことで返事をした。
『基本的には肉食らしいが、雑食でもあるらしいのぉ。まあたまに虫でも食えば事足りるじゃろ』
『やっぱり虫ですか............』
「キノーミ」
「にゃぁぁん♡」
肉食、草食という区切りで心配されているなんてつゆ知らず、ネコは目の前の甘くて酸っぱい、甘美な果実を貪るのだった。
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