【安価・コンマ】Eランク神獣「Sランクまでのし上がる」
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735: ◆AG0ZiiQhi.[saga]
2020/09/06(日) 04:06:40.86 ID:/peFV/pO0
【食糧・16】



その日の午後はトリをネコの看病に残し、5人で食料を探しにきた。

「わあ、まっかだよまっか! これおいしいんだよねー♡」

ウォルフが見つけた食料は、真っ赤なリンゴのような果実だった。
ウォルフが生まれて初めて自分で見つけた食料であるその果実は、ウォルフにとって思い入れのあるものだった。

『うむ、よく実っておるの。ジューシーで美味しそうじゃ』

「キノーミ。ちゅーちゅー........キノミッ♡」

『ああっ! だから毎回言っていますけどつまみ食いはダメですよキノさんっ!』

「キノミー。ちゅーちゅー」

果実を回収した後、ミズは両手を地面に埋めるようにして身体から水を地面に染み込ませた。

「あれ、なにしてるのー?」

「ああ、これは果実を貰った分、お礼として栄養をあげているんです」

「なーるほど」

ウォルフがうなずき、キュウビが感心したように「ほう」と言った。

『確かに、わらわ達は貰ってばっかりじゃからのぅ。ありがとうの、ミズ』

「いえいえ、結局は果実を貰っているので、ただのボクのエゴですけれどね」

ミズは両腕を地面から引き抜くと、木を見上げてお礼を言った。

「ありがとうございます。種は遠くまで運びますから」




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