【安価・コンマ】続・ハーレムシミュレーター【R-18】
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◆WEXKq961xY
[saga]
2020/08/10(月) 14:43:46.03 ID:+tUGu/Rg0
「…うわっ」
ぼうっとしていると、一頭に羊がのそのそと近寄ってきた。人に慣れているのか、アスラの姿を見ても気にすること無く、足元の草を食み始めた。
「…」
何となくその側に腰を下ろすと、羊を観察してみた。毛刈りから間もないのか、身体を覆う白い毛はまだ短い。耳をぱたぱたと動かしながら、草を食べている。乳房が垂れ下がっているから、雌だろう…
「…お」
「ん?」
不意に声がして顔を上げると、そこには一人の少女が立っていた。褐色肌に丈の長い白い服を着て、麦わら帽子を被り、長い杖を携えた少女であった。彼女は、足元に控える茶色い犬に命じた。
「ポーチ、この子を群れに戻してあげて」
すると犬は、はぐれものの羊に向かって吠えながら走り、向こうへと追いやってしまった。
少女が、アスラを見た。
「…勇者?」
「…うん」
何となく、ぼんやりとした雰囲気の少女は、アスラの格好を見て目を細めた。
「何で、裸なの?」
「逃げてきたから…」
すると、少女はくすりと笑った。
「あの羊さんと一緒なの」
「…」
アスラは、立ち上がった。
少女は、手にした杖で向こうの方を指した。小さく、白いテントのようなものが見える。
「付いてきて。何か、着るものがあると思う」
…
「…君、名前は?」
「…」
アスラの質問に、少女は一拍遅れて振り向いた。
「…ウルル」
「ウルル。…エグハンが言ってた気がする」
「エグハンもいるよ。…ああ、エグハンと子作りしたって」
「うん」
テントに着くと、彼女は中に入った。後から付いていくと、中は意外と広々としていて、絨毯に大きな物入れが3つほど並んでいた。
その中の一つから、麻布の服を取り上げると、アスラに差し出した。
「はい」
「ありがとう」
同じような形の服をアスラが着ると、ウルルは言った。
「朝ご飯、まだ?」
「うん」
するとウルルは、外に顔を出して声を張り上げた。
「エグハーン! ミルク、まだあるー?」
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