51: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:45:13.43 ID:c76wxhWY0
乾いた精液でパリパリになった肌のまま、部屋を換気し、床を丁寧に拭きました。
こんな状況、誰にも知られるわけにはいきません。
床の溝に入り込んだ精液を念入りに拭き取っているうちに、自分の今の立場を思い知らされます。
52: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:45:45.30 ID:c76wxhWY0
耐え難い屈辱の最中にいながら、それなのに私は――
「んっ……♥」
53: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:46:19.45 ID:c76wxhWY0
次の日――昼――
某鎮守府――執務室――
54: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:46:52.64 ID:c76wxhWY0
「どこかで聞いたことあると思ったけど……まさか君だったとはね」
「ええ、物珍しいでしょう?」
どうして、あの男を庇う必要があるのかしら?
55: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:47:24.58 ID:c76wxhWY0
「……実は僕も、少し考えていてね」
「君の意見を聞きたいと思ったんだ」
バレるのが怖い?
56: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:47:56.47 ID:c76wxhWY0
「僕の気持ちが固まったとき、また相談してもいいかい?」
それなら、どうして黙り続けているの?
「もちろん」
57: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:48:28.60 ID:c76wxhWY0
「加賀さん」
「……」
「加賀さん?」
58: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:49:00.86 ID:c76wxhWY0
「一つ、お願いをしても良いかしら?」
異国の少女が手を挙げた。
「何かな?」
59: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:49:33.24 ID:c76wxhWY0
「気持ちは嬉しいけれど、まだ仕事が――」
「良いとも」
「――え?」
60: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:50:05.06 ID:c76wxhWY0
「加賀、鍵の管理は任せたよ?」
そこで投げ掛けられた、提督から私への応援の言葉。
私を信頼していることが分かる、屈託のない笑顔。
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