56: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:47:56.47 ID:c76wxhWY0
「僕の気持ちが固まったとき、また相談してもいいかい?」
それなら、どうして黙り続けているの?
「もちろん」
57: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:48:28.60 ID:c76wxhWY0
「加賀さん」
「……」
「加賀さん?」
58: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:49:00.86 ID:c76wxhWY0
「一つ、お願いをしても良いかしら?」
異国の少女が手を挙げた。
「何かな?」
59: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:49:33.24 ID:c76wxhWY0
「気持ちは嬉しいけれど、まだ仕事が――」
「良いとも」
「――え?」
60: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:50:05.06 ID:c76wxhWY0
「加賀、鍵の管理は任せたよ?」
そこで投げ掛けられた、提督から私への応援の言葉。
私を信頼していることが分かる、屈託のない笑顔。
61: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:50:39.63 ID:c76wxhWY0
会議室――
二人ずつ対面で座ることが出来る程度の、小さな会議室に到着する。
62: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:51:13.36 ID:c76wxhWY0
「ケッコンカッコカリ」
「えっ」
「長いんでしょう? 彼と」
63: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:51:47.34 ID:c76wxhWY0
64: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:52:21.44 ID:c76wxhWY0
しばらくの真顔。
「フフッ」
部屋の空気を打ち破ったのは、少女の小さな笑い声だった。
65: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:52:55.48 ID:c76wxhWY0
「あなたからは、臭いがするの」
不適な笑み。
「私と同じ類いの臭いが」
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