60: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:50:05.06 ID:c76wxhWY0
「加賀、鍵の管理は任せたよ?」
そこで投げ掛けられた、提督から私への応援の言葉。
私を信頼していることが分かる、屈託のない笑顔。
61: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:50:39.63 ID:c76wxhWY0
会議室――
二人ずつ対面で座ることが出来る程度の、小さな会議室に到着する。
62: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:51:13.36 ID:c76wxhWY0
「ケッコンカッコカリ」
「えっ」
「長いんでしょう? 彼と」
63: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:51:47.34 ID:c76wxhWY0
64: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:52:21.44 ID:c76wxhWY0
しばらくの真顔。
「フフッ」
部屋の空気を打ち破ったのは、少女の小さな笑い声だった。
65: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:52:55.48 ID:c76wxhWY0
「あなたからは、臭いがするの」
不適な笑み。
「私と同じ類いの臭いが」
66: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:53:29.70 ID:c76wxhWY0
「あなたからずっと漂ってきている、その臭い」
核心をついた言葉に、ギュッと裾を握りしめてしまう。
「生臭い、生き物の臭い……よく知ってるわ」
67: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:54:03.44 ID:c76wxhWY0
先程までの空気から一変、年相応の顔でキョトンとするマックス。
「違うの?」
「……いえっ、違わないわ!」
68: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:54:37.70 ID:c76wxhWY0
69: ◆ag9TZfREZs[saga]
2020/10/02(金) 00:55:09.77 ID:c76wxhWY0
しまった。
さっきの顔は演技だったなんて。
本当はずっと私の真実を見抜いていたんだわ。
181Res/79.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20