【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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466: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/10/30(金) 22:02:46.17 ID:jyqy2Vvb0
「そう言えば」

 小籠包を吹き冷ましながら、アスラはふと思い出した。

「最近、南岸に新しい国の人が来たって」

「南の国の者ですね」

 パイランが答えた。

「ちょっと、会いに行ってみようかな」

…

「…よし、この辺だ」

 シェンウェンが舟を止める。
 サトン領との境界近く、もうかなり空気が熱くなってきた平原に、小ぢんまりとした竹の足場が組まれていた。その中で作られているのは、大陸とタルスムを足して二で割ったような、独特な形をした寺院であった。
 よく見ると、その側に大きな傘を立てて、一人の少女が従者に扇がれながら建設を眺めていた。
 アスラは船から降りると、少女に近寄った。

「やあ」

「!」

 少女が振り返る。そうしてアスラの姿を認めると、ゆっくりと立ち上がり、両手を合わせて頭を下げた。

「ごきげんよう、勇者アスラ。オリエズマは南の島より参りました。ブロイ、とお呼びください」

「初めまして。…あれは?」

「わたくしの、ここでの住居でございます」

 おっとりとした口調で、ブロイと名乗る少女が説明した。浅黒い肌の少しぽっちゃりとした少女で、鮮やかなオレンジ色のぴったりしたドレスを着て、花の冠を黒髪に載せている。

「今は、どこで寝泊まりしてるの? 晴れた昼は良いけど、夜は寒いだろ?」

 するとブロイは、気恥ずかしそうに頭を掻いた。

「毛布を重ねれば、何とかなるものです」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 話題、行動


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