【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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471: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/10/30(金) 22:58:14.88 ID:jyqy2Vvb0
「ところで」

 大方外装の出来上がった寺院を眺めながら、アスラは尋ねた。

「ブロイはどうしてここに来たの?」

「お父様の言いつけで」

「…まあ、それはそうだけど」

 どうやら、彼女自身はあまり聞かされていないようだ。まあ、大陸と島国に取り残されまいとでも思ったのだろう。
 アスラは質問を変えることにした。

「ここの暮らしには慣れた?」

「ええ、野宿にはもう」

「…」

 あっけらかんとして答えるブロイの前で、アスラは冷や汗を浮かべた。まずい。慣れるも何も、まだ家すらできていないのに…
 しどろもどろになっていると、突然新たな声が二人の間に割り込んだ。

「あら、勇者じゃない」

「! その声は…」

 実のところ、もうすっかり存在を忘れていた。しかし、ボロボロのドレスに勝ち気な顔を見た瞬間、彼は後宮にやって来たもう一人の姫君を思い出した。

「クリスタ! どうしてここに?」

「あたしは旅がしたくてここに来たの。バルバス領は粗方回ったし、川を下ってこっちに来たわ」

「クリスタちゃん、バナナ食べる?」

「食べる!」

 ブロイは以前から知ってる風で、クリスタにバナナを差し出した。クリスタは皮を剥き、齧りつく。

「うん、甘い! いつか本場の果物が食べたいわね…」

「知り合いなの?」

 アスラの問いかけに、ブロイは頷いた。

「と言っても、ほんの数日前ですが」

「サトン領から帰ってきたわ。あそこ、暑いったらありゃしない」

 そう言うとクリスタは、ドレスの袖を捲くってみせた。白い腕に、赤い境目がくっきりと残っている。王が見たら卒倒しそうだ。

「…ていうか、ここの主ならブロイたちに家くらい用意しなさいよ」

「知ってたら、やってたよ。…」

 アスラは溜め息を吐いた。どうにも、この姫様の前では調子が狂う…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(3/5日目 夜)


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