【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
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777: ◆WEXKq961xY[saga]
2020/12/11(金) 22:30:07.78 ID:z4Ig1mzh0
…

 ジオの綱を引いて草原を歩く。
 ジオが、不意に綱を引っ張った。

「何?」

 振り向くと、ジオが頭を下げ、何か言いたげにアスラを見つめていた。

「…まさか、乗れって?」

 前脚を折り、頭を下げ、じっとアスラを見るジオ。
 アスラは…長いたてがみを掴み…

「…!? 待って、無理だって!」

「…しょっ!」

 …広い背に、跨った。
 ジオが立ち上がる。

「!!」

 高い。シャールーとは比べ物にならない。ラクダに乗ったときのようだ。
 しかし、逆に言えば、ラクダくらいの高さだ。アスラは、もう慣れている。

「…よし、行くぞ!」

 手綱を掴み、強く振るった。
 次の瞬間、周りの景色が緑の線条となって、吹き飛んだ。

「っ…っ…!」

 歯を食いしばり、必死にジオの背にしがみつく。口を開ければ、下顎が持っていかれそうだ。
 人一人乗せるのは軽くない負担の筈なのに、ジオはまるで気にすることなく駆ける。枯れ草を蹴散らし、地面を抉り、ジオは草原を駆け抜けた。

…

 元の場所まで戻ってきた。

「はぁ…はぁ…」

 転げ落ちるように背中から降りたアスラに、どうだと言わんばかりに鼻を鳴らすジオ。アスラは、どうにかその鼻先を撫でると、へろへろの声で言った。

「よーし…もう、心配ない…次は、ちゃんと鞍を作ってからにしような…」


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