【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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217: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/11(日) 19:00:44.30 ID:lSpetpW+o

陽乃「九尾、どうせ聞いているんでしょう?」

声をかけると九尾の力が微かに揺らぐ

傍に居るはずだが返事はなく、しかし聞いてはいるということだろう。

陽乃「お願いだから余計なことはしないで頂戴」

幻惑の力や、力を使っていなくても強制的に力を使わせたりと

陽乃の手を離れた行使をしないようにと、釘をさす

陽乃「真剣なやり取りだから、邪魔をされたくないし……何より郡さんを殺したくない」

『くっくっくっ、処分するのじゃろう?』

陽乃「違うって言ってるでしょう?」

『じゃが煩わしいと……主様はそう思うておるのじゃろう?』

九尾の声が頭に響く

甲高く感じる九尾の声は心までも震わせるようなもので

しかし、それは喜ばしいものではない。

陽乃「私はっ」

『自分に手を出せばこうなると、敵意を抱いた末路を見せてやればよい』

陽乃「っ……」

『命を奪わずとも、しばし動けぬようにしてやればよかろう』


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