【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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306: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/15(木) 21:03:44.74 ID:VYB2ECRno
若葉「……そうだな。そうだ」
若葉は千景の口元を拭うと、
ゆっくりと立ち上がって、自分の腰元にある刀の頭を撫でる
何事にも報いを……報復を誓った力であるのと同時に、
これは守るための力でもある。
若葉「私とひなたの二人だけのために納めてはここにある意味がないんだ」
陽乃「大切な人が殺される覚悟が、出来たのね」
若葉「逃げたって、私は結局大切な人を殺されてしまう」
立ち上がった若葉の見開かれている瞳には迷いがない。
ひなたと千景と自分
その命が懸けられている重責に竦んでいる揺らぎがまるで見えない。
若葉「言っただろう久遠さん。私にとって貴女は勇者だと。そんな貴女もまた、私にとっては大切な人なんだ」
だからこそ。
若葉はそれを言葉にして、千景から離れるようにと距離を取って深く息を吐く
重心を下げ、体を傾け柄を握る
若葉「これは貴女を救うための挑戦だ!」
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