【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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367: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/18(日) 21:12:08.95 ID:Z9qlIiLCo
陽乃「生かすべき……と、思うわ」
『主様が死することを願う非道な生物じゃぞ』
陽乃「貴女が言ってることが事実とは限らないわ」
『……ほう』
陽乃「何より、私は人を助けたくて貴女の力を借りたの。殺したいわけじゃない」
狐の形をした影が、陽乃をじっと見つめるように頭を動かす
九つの尾が立って広がる
その大きさはカーテンからはみ出していくほどだ
『甘いのう』
陽乃「……分かってる」
『主様の親類縁者を贄と捧げた存在も、それらに謀られる愚かな人間共も。主様は生かすと?』
陽乃「今の私は、そう思ってる」
九尾のため息がカーテンを浮き上がらせて、
そこに映っていた大きな影はそれに吹き飛ばされたかのように消える。
陽乃「そう、今の私は……思ってる」
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