【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
↓ 1- 覧 板 20
39: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/04(日) 13:28:39.34 ID:6v3Hokh5o
陽乃「神社に行く」
『良いのかや?』
陽乃「もう、あの怪物はいないし……学校は大丈夫だよね?」
『一先ず治まったと考えても良かろうな。無論、絶対にとは言えぬがのう』
陽乃「……」
くつくつと喉を震わせるような笑い声を九尾の狐は漏らす。
沢山の人が亡くなった。
少なくとも学校の校庭に出ていた人の大半が喰い殺されてしまったことだろう
悲劇ではなく、惨劇
悲しいという言葉ですら侮辱にも取られてしまう現実味のないあまりにも乖離した光景が
頭の中にこびりついて離れない。
けれどそれがかえって、陽乃を冷静にさせている。
戦うことのできる自分が伏しては被害が広がる恐れもあったからかもしれないけれど
悲しみに暮れるようなことはなかったのは、
突如現れ、暴虐の限りを尽くさんとした【何か】に対しての怒りと焦りが湧いていたからだ。
戦いがひと段落ついた今でも、
喪われてしまった――と、空虚な感覚が残るばかりで、悲しさは薄い。
とはいえ、おかしく笑われるのは気持ちの良いことではない
1002Res/512.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20